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メンバー

企画に関する話

更新日:2022年11月2日

今回は企画に関する話です


・はじまり

・仮置きの話

・企画と企画者として

・相談したかったことやどうにかしたかったことはたくさんある

・“好きなこと”だけでやれたら苦労しない

・感想含めもう少しいろいろと


※裏側を描いた作品なので普段出すことのない製作の裏側について書いていきますが、今回以降から記憶を頼りにごちゃごちゃと書くのでこれどうなのとか、結局何が言いたいんだとかツッコミどころ等出てくるかと思いますがご容赦ください

あくまでもこのプロジェクトでは、という話ですし参考になるかどうか分かりませんが何かの役に立てば幸いです

(しつこく書きますが、あくまでもこのプロジェクトではの話です

劇団やプロジェクト、ユニットの数だけ様々な考え方やあり方があると思いますが、

『他所は他所、うちはうち』です)


 

・はじまり

プロジェクト時系列にて触れた通り、“劇場でなんかしたい”というところから、もう少し言うと直感もありました

同時にこう考えます

公演をやるのにしても中止になるかもしれない、仮に公演が出来たとしても来てくれる人はいるのだろうか?

もし自分が主宰で公演中止になったらどうなるのか?と

だったらどうせならやったことがないことをやってみよう(誰もやらなさそうだし)、と思いこのプロジェクトは始まりました

“劇場”を舞台にした映像作品を創る

これも既にHP上でも出しています

どんなものだったかは出せないのですが、企画化当初は違う目的で始まったのですが進めていくうちにブレていったので絶対にブレないものに変更しました



・仮置きの話

当然といえば当然なのですが、最初から全ての役職が決まっていたわけではありません

仮置きしながら進めていました

当初はこんな感じでした


キャスト

大高、A氏


本編班

 企画・原案(・構成):大高

 脚本:大高、金子

 監督:(大高)

助監督:

 撮影:(藤田関係者)

 編集:(大高)

録音:

ビデオエンジニア:

 音楽:(植田知人)

 制作:臼田、藤田

 美術:

照明:

 衣装:

絵コンテ:

 広報:植田、B氏

 アドバイザー:C氏


メイキング班

 撮影:(大高)

 編集:(大高)

 劇場リサーチ:

 HP?文章:


本当に初期の初期のもので()内は仮置きだったり一部メモ書きです

一部の役職は調べながらいるよね?と置いたものですが、あれこれとやっていくうちに最終的にはHP上にある通り、

企画・原案・脚色・監督:大高瑞希

脚本:金子賢太朗 堤和悠樹 大高瑞希

制作:臼田菜南 藤田侑加

絵コンテ:植田望裕 大高瑞希

​編集:植田望裕 梅木彩羽 大高瑞希

音楽:太田直樹 山本礼華

​照明:瀧島隼平

配信協力:登紀子

出演:aqiLa 晏爾 梅﨑信一 オガワジョージ 金子賢太朗 佐田りお 清水彩香 曽我部洋士 立花春菜 田村陽大 堤和悠樹 平野光代 廣川千紘 冬野泉 増本聖 manego 山本礼華 山本瑛子 大高瑞希


こうなりました

私の場合、これに追加でクラウドファンディング関係も運営関係(HP作成等含め)もあります


当初のメイキング班にもあるように、他にもやりたいことはありました

【※劇場リサーチとありますが、これは随分前にとあるプロジェクトで劇場に関する話を聞いたことを思い出して「幕は上がる」でやれないか?と思って作っていました

やるならばその劇場の特長や取り組みについて聞こう、とか考えていました】

クラウドファンディング一部の支援者の方にしか分からない話で恐縮ですが、台本プロト版にも少し残っているのですが、作品そのものとしてやりたいこともありました

が、これももちろん何でもかんでも上手くはいきませんでした

※主に予算とキャスティング問題


少しズレたので話を戻しまして

本当は他の方に任せられるなら任せたかったのです

探していたのですが、見つからなかったものは仕方がないのでやるしかありません、私が

監督は連絡を頂いていたのですが、

別に誰もダメとは言ってないのに0のところから映像創るのに対してハードルがある

と漠然と感じてまして、前述の通りやったことがないことに挑戦するならどうしても何も無いところから始めたかったのでお断りしてしまいました(ご連絡してくださった方本当にすみません)


・企画と企画者として

いろんなところで言ってますが、今回で主宰は2回目です

何をどうしたらいいのか全然分かってません

ですので、ほぼほぼ手探りで動かしていました

基本勘です

困っていたことはたくさんありました

一番困っていたのは運営面です

稽古の回し方はなんとなく知っているものの、恥ずかしながら制作や舞台監督、いわゆる裏方の仕事というものが私はよく分かってませんし(主宰も演出もですが)、稽古の方をやりながらどうやって制作関係の方も進めていけばいいか本当に分かりませんでした

劇団とかユニットのような団体に所属していたり、アドバイザーがいたら何か違ったかもしれませんが、残念ながらそういったこともありません

フローチャートでもいいから欲しかった

例えば稽古なら、

アップ→休憩→シーンの稽古→諸連絡→解散

みたいな

これあるだけでも随分違うと思います

この企画は個人主宰です

1人で進めなければいけませんでした

足りなければ自分で補う

これも当然のことです、言い出しっぺですから

が、しんどいもんはしんどいんです

人はいるけれど結局1人っていう感じがあって

じゃあそのしんどいをどうやって切り抜けたかって言ったら、結局それかいで申し訳ないんですが気合いと根性でした

ほんとすみません

でも冗談抜きでなければ完成していなかったと思います

(本当に良くないのですが、たまたま私が自分に対して疎くストレスに鈍い方なのもあったかもしれません)



・相談したかったことやどうにかしたかったことはたくさんある

でも誰にどう相談していいのかも分からないし、始まってしまったものは進めなければいけません

一部のメンバーからはなんかあったら言ってと言われてましたが出来ませんでした

主に運営に関することであり、これはメンバーには出来ないと私が思っていたからです


身内にしか分からない話で恐縮ですが、この企画を立てた時、恐らく夢を見過ぎだとか思われてたと思います

外から見たら、ダサイとか1人で抱えすぎ等と思われていた方もいるかと思います

私も1人の人間です

できること、

できないこと、

得意なこと、

不得意なこと

それぞれあります

夢がなければできなかった

人に頼むのが苦手な人間なりにお願いしたけれど、やれる人がいないなら分からなくても苦手でも自力でどうにかするしかなかった

いろいろと言われてきたけど、心配よりも「大丈夫」「それでいこう」っていう言葉が進めていく上で一番欲しかった

そんなに抱え込まなくてもとかいろいろ言うならやり方を教えて欲しかった

自分がやりたいことを分かってもらえなかったり、失敗するって思われる/思われてたのは辛かったししんどかった

進めていくうちにバカらしくなったりして、余裕は無くなっていって

それでも自分がやりたいことをやるためには、どんなにボロボロになっても自分を誤魔化しながら歯を食いしばってでもやらなきゃできなかった

(以前、メンバーの田村さんが涼しい顔して〜と書いてくださっていましたがそんなことありません



・“好きなこと”だけでやれたら苦労しない

心底思います

私の場合、主宰だって好きでやってるわけじゃないんですよ

考えなきゃいけないことも多いし基本勘で動かしてるし、自分では向いてないと思ってるから

じゃあなんでやってるかって言ったら当たり前な話ですが、自分がやりたいことって他の誰かがやってくれることなんて無いんですよね

これも当たり前ですが、周りが何か言っても言った人は何かを保証してくれるわけでもありません

何度も中止にすることを考えました

苦手なことが多くてもなんとかやれたのは、やりたいことをやるため、たまたま少しタチも諦めも悪い人間だったからやれたと思っています

結局、変な話、私が一番足引っ張ってたからダメなんですけど

(そんなになってでもやる必要なくねとか言われたら流石にキレる)


・感想含めもう少しいろいろと

よくやれたなというのもありますが、

こんな感じのことずっとやってたらそのうち過労かなんかで私死ぬんじゃね?

とも思いました

キャパは基本常にオーバーしていたし、一時は自分のことがどうしようもできない時もありました


教訓としては、

・クラファン担当と主宰(他に諸々と兼ねているなら尚更)は分けろ

・余裕が欲しい

・パートナー(相談者)も欲しい

今ぱっと思いつくのはこの辺りでしょうか

他にも手段を一つでも多く得ておくとか考えましたが、これはいつだってそうだろと思ったので除外

余裕が欲しいって書きましたが、余裕をかましたいからじゃないんです

余裕がないとできることもできなくなってくるからなんです

実際余裕がなくなるとなんか言うのも嫌になると言いますか、バカらしくなってきちゃったんですね

あと聞ける声も聞けなくなるし見えるものも見なくなるというのもあります

だから余裕は欲しい


気になる方いらっしゃるかもしれませんのでお金に関する話もさらっとしますが、クラウドファンディングページ内に記載した通り足りない分は全部自力です

大高が出してます

助成金は?と思われるかもしれませんが、考えたけど結局やってません

私が書類関係苦手な方だからというのもありますが、審査が通るの待ってられなかったというのもありました



とまあ、いろいろと書きましたが、前提として基本私ポンコツですからね

二兎追うものは一兎も得ずという言葉がありますが、実際そうなっていたと思います

あと、本当はどうやって進めていったかについて書きたかったんですが、思った以上に書けませんでした

チャートとかなんか作れそうだったら作ります

あまり期待はしないでください



次回に続く

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