大高です
前回からかなり間が空いてしまいました
最後に書こうと思ってましたが今回は失敗の話です
企画回と少し内容が重複しますがよければご覧ください
・やりたかったこと
・とにかく失敗だらけ
・やってみないと分からないこと、やってみても分からないこと
やりたかったこと
「幕は上がる」でやりたかったことは色々とあります
他のところにも書いたり配信でも喋ったかと思うのですが、
劇場で映像作品を撮る
これはどうしてもやりたかったんです
公演をやりたいけど出来ない状況というのももちろんありました
プロジェクトとしてやりたかったことも作品でやりたかったこともあります
何も気にしなくていいのであればやりたいアイデアもありました
※台本プロト版に残っています
とにかく失敗だらけ
やりたかったことが出来たのは3、4割くらいでしょうか
思い描いていたことが出来てないのだけは確かです
私個人の技量や配慮、予算上の問題もありました
企画回で書いたことと重複しますが、
好きなこと/やりたくてやってるんだからいいじゃないかって、それだけでやれたらどんなに良かったことかと思います
もちろん創ること自体は好きなのです
色々とありますが公的なものを書くのだって先頭に立って動くのだって、これをこんなところで言うのもアレですが集団行動自体得意でもないんです
この得意じゃないことを分からないことばかりの中でやるのは結構なストレスで、普段の2、3倍は労力を使っていました
制作は決して順調ではありませんでした
環境作りも上手く出来なかったし撮影ミスもあれば、タブレットだけで映像の製作はちょっとした問題もあったり(主にデータ管理)、長い時間をかけて作っていた完成間近の動画の編集データを丸々吹っ飛ばしたこともありました
作品を創りきれて公開出来たこと自体が良かったのでは、という話もありますが、お金が動いている以上経済的な成功も欲しかったし、やるからにはやはり成功はさせたいんですよ
100%はいかなくても7、80%位は
でも上手くいきませんでした
やってみないと分からないこと、やってみても分からないこと
あれこれといろいろ考えられるなら、他にも出来たことがあったかもしれません
ですが私自身は1人で考えることが向いてないタイプなので行き詰まりました
よく演劇は1人では出来ないなんて言いますが、そう分かっていながらも1人でやっているという矛盾を抱えながらやっていて、でもどうすればいいのか分からず
誰かが持っているであろう答えが分からなくても動かしていくしかなくて、自分なりに考えてやっていくしかありませんでした
やれて良かったかどうかと問われれば、正直、精神的な面では後悔しました
やりながら分かっていったこともあれば、やってみても分からないもの
どうにか出来そうだけど具代的にはどうすればいいか思いつかないこと
それぞれあります
なるべく負担を掛けないようにとか、自分で出来ることはなるべくやると考えてやってきたつもりでしたが、今ではその考えは間違っているかもしれないと思う時があります(自分自身がダメになってたこともあって)
どうやって周りと関われば、どうやって運営も現場も動かしていけばいいのか
中にはそんなことで悩んでるのかよと思われるものもあるかもしれませんが、こんなことですら難しいと私は感じていましたし今もまだ分かりません
ただ、動かないと得られないものがあった
当たり前かもしれませんがこれだけは確かなことです
次回に続く
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