大高です
今回はキャスティングに関する話です
その前に少し作品に関する話をします
この作品は私が原案で、メンバーの金子さん、堤さん、私の3人でそれぞれ脚本を担当しました
こういう感じの作品にしたいです、とプロットを渡してお伝えしていました
この時点では特に何も指定していません
キャラクターに関することだけ少し指定して初稿を上げてもらった後、大高が脚色をしました
これが前提での話です
キャスティングの話に戻します
昨年の10月くらいのことだったと思います
プロト版から脚色をして、大体の方向性は決まったのでキャスト数が何人になるのかをカウントします
が、初稿の時点では全キャラクターが40人を超えていました
自分でも流石にあれ?となります
予算のことも考えますがその人数を集められるのかどうかでした
元から兼役でいく予定でしたが、兼役させたとしても20人は必要でした
そこから更に台本を直して36役、兼役させて19人です
自分を数に入れてあと18人
ここで改めて思います
集められんのか?人脈広くないけどいけるのか???と
これ以上はどう頑張っても無理だと思ったのでやれるだけやるしかありません
基本的にWSで知り合った方や過去の共演者に声を掛けていきました
正確には数えてないのですが、25人〜30人ほどには声を掛けていたと思います
必要なキャスト数から見ればそんなもんで済んだんだと思われるかもしれませんが結構ギリギリでした
そしてオファー出す際にもやらかしてます(主に伝達ミスです、関係者の方すみませんでした)
キャスト陣は自力でなんとかなりましたが、スタッフ陣は私1人では難しく一部メンバーは紹介してもらいました
あくまでも私の場合ですが、周りからどう見えていたかは分かりませんが人に頼むのがあまり得意な方ではないんですね
そもそも話すの自体が得意ではないのは配信をご覧になった方はご存知だとは思います
だから声掛けするだけでも意外とエネルギーを使っていました
キャスティングにあたり何か基準があったかと言えばありました
一つは演劇に関わっていることです
作品が作品だからというのもありますが他にもありました(一つはパンフレットの対談に掲載、もう一つは別の機会に書こうと思います)
この役は女性がいい、男性がいい、というのも執筆時にはあるにはありましたが、一部を除いてどちらでも構わないというようにはしていました
この辺りに関しては本編の説明文や台本をご覧になった方にしか分からないと思いますが、敢えて全員中性的な名前にしています
※初稿で指定したのはこのことです
一番は上記の「別の機会」にも関わっていることなんですが、どんな人が集まるのか読めないのもありました
もし性別指定があったらキャスティングはもう少し苦戦していたと思います
次回に続く
Comentarios