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【田村】参加の経緯と撮影完了までのエピソード

はじめまして、俳優の田村です。

主宰の大高さんからお声がけ頂きキャストで参加をしています。

(3、4話:岡野役、1話:仙谷役)


皆さんにこの企画をより深く知って頂くために製作日誌が始まりました。

僕から皆さんに何をお伝えできるだろうか・・・

まず僕が「幕は上がる」に参加をさせていただくことになった経緯をお話しします!

(LINEを遡る)22年2月某日。突然でした。

「映像製作に興味はないか」みたいな連絡が来ました。大高さんとは元々、会ったらそれなりに仲は良いとはいえど、連絡を取ることはほとんどなかったので、その1通を見ていろんなことを考えました。


「なんでオレに声かけてくれたんだろう、瑞希ってどんな作品を作る人なんだろう、映像の経験ないけど大丈夫かな・・・」


その後、詳細を聞きましたが、驚きました。

まさか個人主宰だったとは。

行動力があって努力家であることは知っていたけど、自分で企画を立ち上げて活動をする人になったのか・・・いや、だからこそできるんだよなと。


気心知れた大高さんが主宰で、しかもご本人のお誘いで映像作品に挑戦をさせていただける。これはチャンスだと思いました。


4月某日から稽古が始まりました。

大高さんは演出の立場である時、俳優を非常にリスペクトしてくれました。もう少し具体的に言うと、キャストのやりたいように演技をさせてくれました。

キャストとして参加している以上、自分の演技プランで稽古して本番に臨むのってごくごく当たり前のように聞こえますが、意外とそうとも限らないんです。(役者、演出、脚本家等が絡むいろんな事情のやつ)


今回は演出(監督)、脚本とも大高さんでした。組織において権力が集中している状態って、意見や判断が偏りがちです。その為、大高さんがこの企画においてどのような立ち回りをするかでは、役者のストレスは募ってもおかしくはありませんでした。しかしそんな心配をする必要はありませんでした。


稽古が始まって暫くは、役者としてこの企画にどう向き合うのか、”演出 大高”とは何か、そして主宰 大高のやりたいことは何なのかを模索していました。僕が役者としてやりたいことを表現できたのは、大高さんの器の広さと各役割の棲み分けをうまく行ってくれた親切さに助けられました。


あと、撮影当日のお話を少しだけ。

撮影は全部で4日間に分けて行いました。初日はとあるスタジオ、残3日間がAPOCシアターで行われました。

大高さんは当日、自らカメラを回しつつ、全体の進行を行いつつ、シーンによっては自身もキャストで参加しつつと本当にハードなスケジュールでした。休憩も満足に取れない中、朝から晩まで監督兼スタッフ業務をこなしていました。

撮影の時間になったら涼しい顔をして現場を回していましたが、撮影の前夜はろくに眠れないし、朝食も喉を通らないほど緊張をしていたようです。僕が稽古・撮影期間中に見た大高さんの中で、撮影当日の劇場入り前が一番元気がなくテンションが低かったです。ロボットみたくスイスイこなしているように見えて、やっぱり人間でした。(撮影が始まってからはめちゃキビキビ動いてました。)


なんか、作品を作るのって楽しいけど苦しいんですよね。(個人的見解)

最早、楽しいのかを忘れることのほうが多い。


大高さんはこの作品を作り上げるためなら、冗談抜きで何でもする。

周りが何を言おうと、何を心配しようと動く。

精神と身体を極限まで消耗しながらでもやり続ける。

だから、ちょっと心配。


でもやらないと気が済まないから。

口でも伝えられることを敢えて言葉で伝えず、自ら行動を起こして形にする。

だからこのプロジェクトが立ち上がり、この作品が作られたのかなと思っています。


【注目!】

YouTubeにて「幕は上がる」CMが公開されていますので、「主宰の大高さん、こんな感じなんだ」とか「こんな感じの創作現場ってあっていいんだ」とか「あらすじと撮影裏のイメージ全然違くね?本編どうなってるんだ?」とか、何かしら感じて頂けたら嬉しいです。

本編公開は9月13日(火)を予定しております。


もしご興味を頂いた方は視聴チケットの購入方法が別途お知らせされますので、チェックしてみて下さい。

本編視聴でご支援いただいた方は完成をお楽しみに!


「幕は上がる」CM


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